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児童文学って、ふんわり優しい世界観のように感じている人も多いかもしれません。
でも、実は、驚くほどシビアな現実も描いる物語も多いのです。ただ、特徴は、どこかしらに希望があること。「それでも、生きていこう」と前を向く力をもらえること。
特に、海外の児童文学は、今世の中で起こっている問題を「物語」をいう形で示してくれることが多いので、大人にもおススメ。
ニュースからでは伝わらない、そこに生きている人々の顔や思いが見えてきます。
そして、他人事ではなく、自分事として考える機会をくれるんです。
例えば、今回のアメリカで起こった、白人警察による黒人男性の不当殺害事件。アメリカでは、黒人というだけで恐れられ、無実なのに殺されてしまうケースはいまだあるんですよね。ただ、下記の記事の中にあるように、抗議する人たちの中にはただ便乗して暴徒化したい人たちもいるので注意です。↓
そして、それを力で押さえつける……。もうアメリカって……と思っていたら、なんと日本もじゃないですか!!!↓
個人的には、デモという形が果たしてどれだけいいのかは正直ワカラナイんです。
アメリカの例のように、ただ便乗して暴れ回りたい人たちも引き寄せてしまうので......。それでも、声をなかなかあげない日本人が今回立ち上がって、きちんとニュースとして取り上げられたことは意味のあること。声をあげることは大事。
上記BBCニュースの中で、ラッパーのキラー・マイクさんが言っている、
「自分も激怒してる。でも抗議したいなら、自分の家を燃やすな。自分の家を守って、投票して抗議しろ」
という言葉が響きます。
正しさって難しいですよね。正義と正義のぶつかり合いが、戦争を生む。
どうするのがよいのか分からなくても、自分の中で問い続けることは大事だと思うんです。
というわけで、今日は過去記事をもう一度紹介させてください。
黒人というだけで、不当に殺害してしまう警察の人たちは、一体どういう人たちなのでしょう?もし、その人があからさまな人種差別者じゃなくて、普段はとてもいい人だったら?そして、正しい行いをしたハズの人が日常生活を奪われ、アイデンティティを奪われるってどういう気持ちになるのでしょう?
ニュースでは見えてこない。物語でしか見えてこないものがある。↓
問い続けること。
自分に言い聞かせています。