防災×文学ピクニック、終了しました~!
Facebookの方でしか告知していなかったので、ブログしか読んでいない方には意味ワカラナイですよね、すみません。
先日、お母ちゃん学主宰で防災アドバイザーの美香ちゃんとコラボで、チャリティ講座をさせていただいたんです。
参加費は被災地へ寄付!(金額的には微々たるものではありますが......)
美香ちゃんからは家庭ですぐにできる実践的な防災術を、私からはめげない心を鍛える物語の力について話させてもらいました。
一見異色のコラボのように見えるこの二つ、実はどちらの要素も欠かせなくて、全然異色じゃないんですよ。言ってしまえば、環境問題や政治問題、私たちの暮らし、すべての問題はぜ-んぶがつながっています。
美香ちゃんの話はとても具体的で、自分の家族なら何をどのくらい用意したらよいのか、自分の地域の状況を知る大切さなど、気が引き締まります。
ヒットは、乾パンをリメイクした簡単エナジーバー。
乾パンって、口の中の水分取ってちょっと食べにくかったりするのですが、ちょっと手を加えるだけで、それが美味しいバーに変身!
ママと一緒に来ていたもうすぐ2歳児になるお子さんも「もう一個チョーだい」が止まらない美味しさでした!
■ 平常心のときの準備が大事
さて、私のほうの話ですが、物質的にも精神面でもまさに「備えあれば憂いなし」。
想像力を日頃から鍛えておくと、非常時にはとても力を発揮します。でも、これ、平常心で平和なときに鍛えておくことが大事。
何も活字にこだわらなくてもいいんです。文字読むのが苦手な子もいますしね(←うちの子たち笑)。そういうときは、読み聞かせをしてあげたり、物語に触れていればいい。目で読まず、耳から聞くのだっていい。
例えば、閉じこもった生活を強いられるとき、以下のような本の内容はドンピシャなのですが、これそんな状況のときには読めないですよね……。
でも、平常時に読んでおいて、無意識下にストックされていれば、いざというとき、きっと力になってくれる物語です!
■生き抜くヒントは3つ!
日本人は真面目で、良くも悪くも同調傾向にあるので、非常時ってなんだかみなで深刻になって落ち込まなければいけないような雰囲気ありません?
楽しい雰囲気にしたら不謹慎、のような圧力ありますよね。でも、今ある状況の中で楽しみを見つけることは、生きる力なんです。そして、想像力は自分を自由にしてくれる。上記で紹介した『砂のゲーム』は、不謹慎な想像力で乗り切っていたのが個人的には新たな発見でした。
他にも思い通りにならない大自然の中で生きるストーリーは、人も自然の一部であって、コントロールなんてできないんだ、ということを教えてくれます。
先住民族の知恵の詰まった物語は、自然と共生するヒントが散りばめられています。
一番最初に出した『ブッシュクラフト』の画像、この本は物語ではありませんが、2年前もこんな記事書いていました。↓
危機意識を持つ=不安に陥る、じゃないんですよね。
危機意識を持つことは大事だけれど、不安になると冷静な判断ができなくなる。
生き抜いてきている子の物語を読むとですね、共通していることがあります。
「希望を持ち続ける」「想像力」「観察力(洞察力)」
この3つ。
生きる力を育んでくれる、物語の力。
お気軽にリクエストいただければ、また開催したいと思います!