Pocket Garden ~今日の一冊~

大人も読みたい、大人こそ読みたい、大人のための児童文学の世界へご案内

コロナにどう向かう?

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かぞくのじかん Vol51 2020年03月号

コロナ騒ぎの今日この頃、日頃からの姿勢やら、これからの自分のあり方を改めて問われているんだなあ、って思います。

 

“日々のなにげない暮らしを大事に”ということをしみじみ感じるので、こちらの雑誌を今日はご紹介。お世話になってる先輩ママさんも掲載されてます♪

 

ところで、子どもたちも家にいるし、ちょっと家族以外の人としゃべりたーい!という気持ちの人もいるかと、先日急きょzoomでおしゃべり会を久々に開催しました。

Facebook『大人のための児童文学』ページだけで告知して、ブログで告知するの忘れました)。

 

テーマは、『コロナあれやこれや』。

 

zoomは送られてきたURLをクリックするだけでよいので、こういうのに詳しくない人でも簡単にできるので、オススメです。

 

 

初めましての方が、終わり近く(zoom無料版は45分で時間切れ)に入室されたので、せっかくなのでミーティングの再設定をし、結局1時間半以上ゆるゆると話しました。

みなさん、色々感じるところがあって、でもさすが情報にはあまり振り回されてない感じで、いかに工夫して楽しく過ごすかにエネルギー注いでいて素敵でした!

 

コロナをきっかけに大きな気づきを得て、ますます悔いのない自分の人生を生きていく人。情報に振り回され、とめどない不安や疑心暗鬼に陥ってく人。二極化していくと思います。

 

色々話したのですが、その時紹介した言葉で、みなさんご存知かと思ったら、意外にも知られていなかったので、こちらでもご紹介しますね。

何か壁にぶち当たったとき、何かと私の軸になってくれている言葉。学生時代に出会って、その通りだなあと感動してノートに書き留めたラインホールド・ニーバー(1982-1971アメリカの神学者)の祈りの言葉です。

 

主よ、
変えられないものを受け入れる心の静けさと
変えられるものを変える勇気と
その両者を見分ける英知を我に与え給え。

 

ことあるごとにこの言葉を思い出します。

そして、これは変えられることなのか、変えられないことなのか、と問う。

 

自然災害は変えられないもの。

でも、それが環境破壊によって引き起こされたものであるのならば、そこは変えられるもの。

 

今回のケースでいえば、例えば休校はいまさら変えられないもの。

自分のうちに関しては、ピンチをチャンスに変えたいなあと思います。

いかに発想を変えて楽しく過ごすか。

 

ただ、自分のうちに関しては、家族と向き合ういい機会をもらったな、でいいと思うのですが、同時に学校だけが避難場所だった子たちもいること忘れたくない。

給食だけが唯一のまともな食事だった子たちもいることを。自分のうちさえよければということではないです。

 

それを踏まえた上で、どうやって楽しく過ごすか。笑って過ごすか。

 

こういうことを言うと、すぐに精神論やポジティブ思考じゃ乗り越えられないとか、言われがち。でもね、これ見たくないものは見ようとしない楽観主義とは違うんです。

私はかからないと信じてるから、手洗いうがいもしなくて平気よ~♪じゃなくてね。

 

最悪の事態も想定した上、淡々とできることはした上で、いかに楽しく過ごすか。です。

 

笑ってないと免疫下がって、病気もらいやすくなっちゃう、これはホントそう思う。

 

やれることはやる。でも、そこでピリピリする必要はないと思うんです。淡々とできることをすればいい。

 

先日、すごくピリピリしてる方に出会いましてね、電車乗ってても誰がウィルス持ってるかワカラナイと、消毒液持ち歩いて周り全部拭いているんです。

その行為が悪いんじゃなくて、何がゾッとしたって、その方の怒りの表情。周りの人が全部敵に見えちゃってるんです。

 

小中高生が外出歩くなんてけしからん!せっかく国が要請してくれたんだから、閉じ込めておけ!それは親の責任だ!!!

ってもうね、顔が般若でした。恐怖というウィルスに既に感染されてましたよ……。

 

不安や恐怖は、本当は何が起きているのかを見る目を曇らせちゃう。

その方は、小中高生が既にいっぱい感染しているから、休校になっていると思っているようで、ズレにびっくりしました。

 

 

そして、人災。

国を動かしているおかしな人たちの暴走を、変えられないものとあきらめてもよいものか。そこは、勇気をもって、変えなければいけないところではないのか。

コロナを、人々の不安を改憲議論に利用しようとしているのを、私たちは止めなければ。

 

変えられるものと変えられないもの。

 

ゴールが大事なんじゃなくて、プロセスを大事にしてたら、いつ終わりがきても悔いはないハズ。改めて、いつ死んでも悔いのないような日々を過ごしたいなと思いました。

 

......と思ってるそばで、またくだらないことで兄弟げんか~!あ、あれ?私の顔がだんだん般若に......笑。

 

※ 次回のzoomでおしゃべり会のテーマは、リクエストにより『児童文学の中のイケメン』になります(笑)。明るい気分になりたいんですって。いいかも!