Pocket Garden ~今日の一冊~

大人も読みたい、大人こそ読みたい、大人のための児童文学の世界へご案内

人にも自分にも贈りたくなる本7選

クリスマスが近づいてきましたね!

某媒体で、人にも自分にも贈りたくなる本7選をご紹介したので、こちらのブログでもご紹介。

 

ポイントは、中身はもちろんのこと、装丁も素敵で持ってるだけで、中身読まなくてもワクワクできること。積ん読(つんどく)でも、罪悪感覚えないもの(笑)。いや、中身も素晴らしいので、読んでほしいですけどね。

 

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①『イワンの馬鹿』(2020年)レフ・トルストイ著 小宮由訳 アノニマ・スタジオ

 今年のイチオシはこちらです!

小宮由さんの訳というだけで、もうもう信頼感抜群なのですが、『イワンの馬鹿』ってこんなに深かったんだ!と愕然。

平和とは、本質的な幸せとは、自らの生き方を問い直させられることになろうとは。

こちらの感想については、また後日別途詳しく書こうかと思います。

 

 

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②『預言者』(1990年)カリール・ジブラン著 佐久間彪訳 至光社

こちらは、先日このブログでもご紹介したもの↓

jidobungaku.hatenablog.com

 

 

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③『新装版 ムーミン谷の冬』(2011年)トーベ・ヤンソン著 山室静訳 講談社

今年はムーミン75周年ということで、ぜひともこの新装版を推したい。

表紙並べて眺めているだけでうっとりなんですよねえ。文庫版だったら、全巻そろえても大した値段じゃないので、ぜひ大人買いしてください(笑)。

jidobungaku.hatenablog.com

 

 

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④『妖精の手引書』(2018年)キャロリン・タ―ジョン著 柴田里芽訳 グラフィック社

 オールカラーで分厚い立派な表紙も特別感があるんですよねえ。写真やイラストも豪華で美しさに目を見張るんです。神話、伝説、おとぎ話からクラフトやスイーツレシピにいたるまで、美しいビジュアルで紹介する妖精ガイドブック。別世界に連れて行ってくれますよ。

 

 

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⑤『ノーム 不思議な小人たち』(2017年)ヴィル・ヒュゲイン他共著 遠藤周作他共訳 グラフィック社

これはもうねえ!大大大好きな大切な一冊です。

子どもの頃から、何度めくってきたことか。自然の中で生きる知恵がもりだくさん。オールカラー、総ルビなんおで幅広い年齢層の方が楽しめる作りになってます。

 

 

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⑥『モーションシルエット』(2015年)シルエットブックス著 グラフィック社

 飛び出ししかけ部分に光を当てて、影の動きを楽しむ絵本です、「世界で最も美しい本コンクール」銅賞を受賞したそう!これって、電子書籍では決して体験できない分野ですよねえ。アイディアもすごいし、プレゼントだとなお嬉しい一冊。

 

 

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⑦『魔法使いたちの料理帳』(2019年)オーレリア・ポーポミエ著 田中裕子訳 原書房

こちらも以前このブログでかなり推したもの(笑)。いやあ、本当に写真がきれいなんです!読んで楽しい見て楽しい、作って楽しい(←まだ作っていませんが笑)。

表紙こそおどろおどろしいものの、中身の写真の美しさは秀逸なんです。物語によって文体を変えるなどの工夫もよくて。第二弾も出たので楽しみ!↓

 

 

 

もっともっとおススメはあるのですが、本日は7選ということでこちらにて!