Pocket Garden ~今日の一冊~

大人も読みたい、大人こそ読みたい、大人のための児童文学の世界へご案内

物語の中の食べ物って最強!

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『おいしいおはなし 子どもの物語とレシピの本』(2019年)本とごちそう研究所 グラフィック社

※毎週月曜・金曜の19時~21時の間に更新中!

(19時更新だったのですが、遅れることが多いので笑)

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今日の一冊はこちら!

私の周りで、軒並みみなさんがおうちに連れ帰っている子です。

 

子どもの頃本を読む楽しみって、ほんとーーーーーにいかに美味しい食べ物が出てるかがポイントでした(笑)。私は海外の物語が好きだったので、聞いたこともない食べ物の響きにワクワクしたり、異国情緒をそこから感じ取ったり。食べ物の力って偉大!

内容はたいして思い出せなくても、なんか美味しそうなものが出てきてワクワクしたな、という感覚だけが残ってる物語もたくさんあります。

 

さて、こちらのレシピ本は、春夏秋冬のレシピに分かれていて、40冊の文学が紹介されています。それがねえ、よくあるものはもちろん、「へえ、これも入れるんだ!」というものまで。

 

日本のものだと、まず『窓ぎわのトットちゃん』から始まるんですよ。

海のものと山のもの入りのお弁当、憧れた、憧れた!!!

 

精霊の守り人』もあれば『太陽の子』や『二十四の瞳』まである。『チョコレート戦争』のエクレアは、子どもの頃それはもう憧れ中の憧れだったなあ。

 

個人的に嬉しかったのは、『続・あじながおじさん』があったこと。”続”が好きなんです!好きすぎて原書買ったくらい。

 

ああ、どれから作ろうかなあ。

 

とはいえ、中には「あれ?想像してたのと違う」というものも。

そのくらい小さい頃からの妄想ふくれあがってますから。

そんなとき、やっぱりいつか自分でも物語レシピ本出したいなあ、なんて思うのでした。

 

クリスマスプレゼントにもおススメです♪