北欧文学
『さすらいの孤児ラスムス』アストリッド・リンドグレーン作 尾崎義訳 岩波書店 今日の一冊は、小学生のころ好きだったコチラ。 『長くつしたのピッピ』でお馴染みのリンドグレーンによるもので、ロードムービーにしたい一冊。 このお話は小学生当時ホーント…
『鳴りひびく鐘の時代に』(1985年)マリア・グリーペ作 大久保貞子訳 冨山房 今日の一冊は、東京子ども図書館の『森の読書会』、9月の課題図書二冊目より。 日本では1985年出版ですが、本国スウェーデンでは1965年出版です。 一冊目は前回ご紹介した『剣と…
『冬の入江』(1999年)マッツ・ヴォール作 菱木晃子訳 徳間書店 392頁 VITER VIKEN by Mats Wahl,1993 今日の一冊はコチラ。季節外れのタイトルではありますが、次回児童文学ピクニックのテーマが『秘密』であることから読んでみました。 ≪『冬の入江』あら…
『ムッドレのくびかざり』(2003年復刻版) イルメリン・サンドマン=リリウス作 ベロニカ・レオ画 木村由利子訳 フェリシモ出版 ENHORNINGEN,1962 ■あらすじ サンゴの首飾りの行方をめぐり、“ひみつのお庭”から始まる冒険物語がこちら。ムッドレの首飾りの…
『すえっこOちゃん』エディス・ウンネルスタッド作 ルイス・スロボトキン絵 石井桃子訳 フェリシモ出版1955年(原書初版) 2003年(翻訳復刻版) シリアのこととか、書きたいことは山ほどあるのだけれど、『今日の一冊』は、ほっと一息つけるほっこり児童文…
『シロクマたちのダンス』 ウルフ・スタルク作 菱木晃子訳 偕成社 269頁 1986年(原書初版)1996年(翻訳版復刊) 今日の一冊は、スウェ-デンの人気作家スタルクによる『シロクマたちのダンス』。 テンポよく進み、映像が目に浮かぶなあ、と思っていたら、…
『赤い鳥の国へ』 アストリッド・リンドグレーン作 マリット・テルンクヴィスト絵 石井登志子訳 徳間書店 2005年翻訳初版 リンドグレーンといえば、『長くつしたのピッピ』シリーズや『やかまし村』シリーズなど、底抜けに明るくて愉快なイメージがあります…
『三つ穴山へ、秘密の探検』ペール・オーロフ・エンクイスト作 菱木晃子訳 中村悦子絵 あすなろ書房 168ページ、小学校中学年から。絶版(多分) 週末は電車の中で、キレる老人からお叱りを受けてかなり凹みました。先日の児童文学ピクニックで、キレやすい…
『北のはてのイービク』ピーパルク・フロイゲン作 イングリツド・ヴァン・ニイマン絵 野村ひろし訳 岩波少年文庫 次回の児童文学ピクニックのテーマが『先住民族』なもんで、先住民族の物語を立て続けに読んでいる今日この頃です。 実はそんなに興味のなかっ…
昨日は夏休み最後の日。全国の母たち、お疲れさまでしたー!ばんざーい! 区切りがあるっていいなあってしみじみ思います。何気なく過ぎて行く日々を、ふっと意識する。「ああ、終わっちゃう」って。そして、大事に大事に思う。四季で区切られている日本はや…
日曜日は里子ちゃんと約束していた湘南T-siteへ。 ・・・とその前に彼女の強い希望でカラオケへ。彼女と行くと、お互い曲のバランスなんて考えません。うまく歌える歌じゃなくて、サビ以外よく分かんないけど歌ってみたい歌とかバンバン入れまくります。同じ…
『ノーラ、12歳の秋』 アニカ・トール作 菱木晃子訳 小峰書店 スウェーデンの人気現代作家、アニカ・トールが描いた思春期の危うさ。アニカ・トールは“ステフィとネッリの物語四部作”が大大大好きだったので、ほかのも読んでみたいと思い手に取りました。今…