Pocket Garden ~今日の一冊~

大人も読みたい、大人こそ読みたい、大人のための児童文学の世界へご案内

やっぱり種まきが大事なんだ!

よく分からないけど、縁起がよさそうな写真を掲載してみます笑

みなさま、素敵なクリスマスでしたか?

 

我が家は、普段子どもたちにモノをほぼ買ってあげないため、クリスマスにはどかんとプレゼントが来るので、サンタさんは大変そうです(笑)。

そんなプレゼントの中でも、毎年必ずあるのが子どもたち希望の高級チョコレート(チョコレートは毎年夫に任せてたけど、チョコだけで1万円越えでビビりました)と親がプレゼントしたい本。本に関しては、

 

“サンタさんからもらって、一番嬉しくないのは本。本はいらない”

 

そんな悲しいコメントも子どもたちからもらっていたし、あげたものも読まれないことのほうがほとんどでした。が、めげずにあげてました。そしたらですね、今年嬉しいことが。長男次男にはもうサンタさんは来ていなくて、親サンタからということになっているのですが、長男からプレゼント何でもいいけど、本だけはほしい、と。次男からも、

 

“今年ももちろん本あるよね?”

 

って聞かれたんです。ビックリ。え、あなた本は嬉しくないんじゃなかったの?と聞いたら、

 

“なんていうか、もう習慣になってるっていうか、毎年本がこないと落ち着かない。実は結構嬉しい。読めてないけど”

 

って。嬉しいのは、こっちよ~!!!!叫びたくなる私。やっぱり、種まきしないと、芽は出ないんだなー。枯れちゃう種もあるけど、蒔くのが大事なんだなー。

 

というわけで、今年我が家の三兄弟に届いた本をご紹介します。まずは、高2長男から

 

『旅する木』星野道夫著 文春文庫

深夜特急』みたいな旅系の本で、とリクエストがあったのでコチラをセレクト。星野道夫さんは、私大好きで、何度も何度も読んでいたのですが、実は『旅する木』はいつも借りていて、持ってはいなかったのです。昨年は、大竹英洋さんも読んで気に入ってくれたので、星野道夫さんには出会ってほしかった。気に入ってくれるといいな。

 

 

お次は中2次男。実は、次男にあげる本と三男にあげる本、どっちをどちらにあげるかで、かなり迷いました。が、美しい絵が好きでエンデの面白さもそれなりに分かる次男にこちらを。

ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス』(2022年)ミヒャエル・エンデ著 ヴィーラント・フロイント著 木本栄訳 junaidaイラスト 小学館 

エンデの未完の作品を、エンデファンでもあった、フロイントが加筆して仕上げた作品。何を隠そう(いや、隠してない)私自身が読みたかったので、例え次男に読まれなくてもいいや、って(笑)。junaidaさんのイラストがよい!

 

 

そして、小4三男には、とにかく挿絵が美しい冒険書が届きました。

『未知なる冒険の書 自然に遊び、地球に学ぶ336の知恵』(2022年)名もなき冒険家著 テディ・キーン編集 葉山亜由美訳 トゥーヴァージンズ

いままで、いろんな冒険図鑑的なのを見てきて、おうちに連れ帰りましたがこれはワクワクする一冊!実践的サバイバル書でもあるのに、夢もある。ちょうど、最近三男が家の前の山に秘密基地を作り始めていたので、まさにナイスタイミング。これから、私もじっくり読もうと思います。

 

あ、番外編!?

夫サンタから、なんと私も今年は本が届きました。私が学生時代ニュージランドに留学してたからか、こちらが届きました↓

ニュージーランドの大らかで自然に寄りそう暮らし365日 何気ない日々の中で紡いでいく穏やかで豊かな時間』(2022年)草野亜希子著 自由国民社

この365日シリーズは、フランス、イギリス、ハワイなどもあって、どれも素敵。疲れた日などに、パラパラとめくるのによさそう。しかし、まさか夫から本をプレゼントされるとはなー。こちらも種まきしてて、忘れた頃芽が出た感じです(笑)。

それでは、年内はこれにてブログ納めとさせていただきますね。今年も一年間、読んでいただき本当にありがとうございます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

みなさま、どうぞ良いお年を!