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今日は21時までに更新できず、すみません。子どもたちにPC占領されてました!
(←え、誰も待ってないって笑!?)
さてさて、今日の一冊は絵本です。
そう!前回ご紹介したこちらで、がぜん興味がわいたセント・ギルダ諸島についての絵本。前回の記事はこちら↓
なぜ、こんなほぼ不毛で過酷な土地に人は住み続けたがるのか興味があったんですよね。住めば都とはいうけれど、あまりにも過酷なんだもの。
『世界のはての少年』を読んで、もちろんすぐにセント・キルダ諸島を画像検索したのですが、いやあ、版画の力のほうがやっぱり迫ってきますね。1930年を最後にすべての人が移住して無人島と化したセント・キルダ諸島(現在は、世界遺産に登録)。
木すら生えないような厳しい土地で、何にも物がなくても、友だちが限定されていても、子どもたちは遊び飽きることがなかったし、島を去るとき大人たちは船の甲板からずっと島を見送った。
幸せって、なんだろう……。
淡々と描かれた絵本なのに、考えさせられてしまった。
ひとつの文化が消えていった歴史と背表紙にあったけれど、こういうことを絵本や物語という形で残すことにすごく大きな意義を感じます。
関連する本を読んでいくと世界が広がりますね!
関連本を読もうと思うのは、大人ならではの読書の楽しみ方なのかもしれません。