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2021年もよろしくお願いいたします!
本年、最初にご紹介するのはコチラ!
メディアリテラシーを体験できる仕掛け絵本です(物語ではないです)。
正直ちょっとお高いなあと買うには躊躇するかもしれませんが、これ、必見ですよ~。
もうね、すべての小中高学校で教材として使ってもらいたい。教科書で紹介されてはいるらしいのですが、グループで話し合ってほしい!
コロナで大騒ぎのご時世だからこそ余計に。
そう、2020年は、コロナ一色でしたね(そして、また今も)。
同じ状況でも、これほどまでに人によって受け取り方が違うのか、受け取り方が違うとこうも世界の見え方は変わってくるのか、ということも実感した一年でもありました。
”ない”ではなく、”ある”に目を向け、何気ない日常の大切さを実感して、いろんな“気づき”を得た人。どんどん幸せに豊かになっていく様子が清々しかった!
一方で、不安で疑心暗鬼になって、文句ばかりいって眉間に皺が寄っていった人。どうも”ない”に目を向けると、誰かを責めたくなっていく傾向にあるようです。
いやね、状況がいまいち見えない当初こそ、私も不安になり、政府の危機感のなさに愕然としていました。が、途中から、
ん?あれ、何かおかしいぞ?
本当のところはどうなんだろう?
なぜこのような印象操作をするんだろう?
なぜ不安ばかり煽り、適切な予防策に言及しないんだろう?
マスコミや政府の流す情報は本当に正確?違う視点はない?
一体誰がこの騒動をどう利用しようとしているんだろう?
と思い始め、いままで以上に報道のあり方、世界のしくみ、心の内側などを考えさせられた一年でした。
不安視しない=楽観視?
うーん、それとはちょっと違います。ちゃんと免疫力あげ、予防対策しています。
でもね、不安になると見えなくなるものが多すぎるから、私たち一度冷静になったほうがいいんじゃないかな、って。
私自身は、メディアは誰かの明確な「こう見せたい」という意図のもと作られていると思っているので、もはやあまり見ないのです。が、それでも色んな情報が飛び込んできます。だからこそ、どんな情報をも鵜呑みにせず、自分で見て聞いて考えて判断したい。それが、メディアリテラシー。
で、こちらの絵本がそれに役立つというわけです。
実はこの絵本、シリアの難民の子たちの間で教材として扱った女性がいるんです。
それが、松永晴子さんという方。
彼女を特集した『情熱大陸』自体は見ていないのですが、下記記事素晴らしいので、ぜひご一読を~↓
私も以前、世界で困っている人たちの助けになりたいと志していた時期もあるので(これが、ことごとく玉砕)、彼女のいう「寄り添うという言葉が大嫌い」「物のバラ撒き支援が大嫌い」という言葉にもう共感しかなくて。
そんな彼女が教材として使ったこの絵本によって、荒れた子どもたちにナント変化があらわれ始めたというのです!
置かれた状況をどういう角度で受け止めるかで、同じ状況でも見え方が変わってくる。
“本当にそうなのかな?”
という問いを常に頭の片隅に置くと、違う角度から物事が見えてくる。こんな時期だからこそ、私たちも色々な角度から物事を見ていきたいと思います!