※ 毎週月曜日の19時頃投稿しています♪
Facebook『大人の児童文学』ページもよかったら
ひっそりInstagramも気まぐれ更新
今日はコチラの2冊の絵本のご紹介!
珍しいモンゴルの作家と画家による遊牧民の暮らしを描いた絵本です。モンゴルといえば、いままでは『スーホの白い馬』だけが有名でしたが、あれはちょっと切ないので、今回は楽しいのをご紹介。
ひとつめの『トヤの引っ越し』は、遊牧民ならではの引っ越しの様子を描いたもの。動物たちも一緒の大移動。もうね、絵本でモンゴルの雄大さや暮らしぶりを体験できるから、ぜひぜひ!
ふたつめの『りゅうおうさまのたからもの』は、モンゴルの昔話を描いたもの。昔話あるあるで、はじめて読んだ気がしないのですが、きらびやかな場面があったり、モンゴルらしさも随所にあって、うちの三男は大好きでした。
ところで、なぜ、急にこちらを紹介したくなったかって?それは、中2次男が短いけれど、この夏モンゴルでのひと時を過ごしてきたからなんです with じいじ。
あーーーーー、羨ましい!!!私も行きたかった。馬で草原を駆け抜けたい!!!しかし、じいじも80歳超えてるのに元気だな。
モンゴルって、ウランバートルにはビルがあるけれど、ひとたび草原に出れば、本当にこんな景色が広がっているんです。
雄大、壮観って言葉じゃ足りないくらい。
次男は途中で写真を撮るのをやめたそう。だって、この360度大草原はフレームにはおさまりきらないから。しっかりと、目に焼き付けてきたそうです。
弓矢もふだんから自分で竹で作ったりもしている野生児の次男。その成果か、なかなか弓矢の腕がよかったらしく、はじめての馬もすぐ乗りこなせたので、“遊牧民にならないか?”とたびたびスカウトを受けたそうな。←受けなよ、そのオファー!と本気で思った母(笑)。THE☆草原留学。
ところで、私自身は、大学時代にコチラを読んで、モンゴルに行きたくなった思い出↓
当時はまだ一般旅行先としてはモンゴルは有名ではなく、旅先として行けるのかな?って感じだったのですが、調べてみたら、なんともまあ魅力的なツアーがあるではないですか!
ワイルドキャラバン。遊牧民の人たちと一緒に、ひたすら馬に乗って移動してはキャンプ、移動してはキャンプという結構過酷なツアー。バイト代貯めて行きましたよ!まさか、20数年後に同じツアーにじいじが行くとは当時は想像すらしていなかったけれど。その後、すっかりハマったじいじは毎年のように行くように(笑)。貯金ゼロで死ぬぞー(=遺産は残しません)、がじいじの口癖。
ああ、モンゴルよかったなあ。一番感動したのは、虹が地面から出ているところからアーチを描いて、そのまた向こうの地面まで消えるところを見れたこと。自分たちがいるところは晴れ、真ん中に分厚い雨のカーテン、そのまた向こう側は晴れ、という壮大な景色を見れたこと。人間なんてちっぽけだなあ、って。羊の解体も、まさに“儀式”で、グロテスクかと思いきや美しかった。
大自然自体も素晴らしいのですが、そこに生きる遊牧民の人たちにも惹かれて惹かれてやまないのです。その後、何かいやなことが起こると、心の中にしまっておいたモンゴルを取り出しては、元気になっていました。
とはいえ、なかなか行ける場所でもない(旅費が高い)ので、いまは絵本を取り出してはウットリしています。
この夏、広い草原に心を飛ばしてみませんか?草原の爽やかな風に吹かれてみませんか?よかったら。