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今日は『子ども読書の日』なんだそう(シラナカッタ)。
スペインでは今日4月23日はサンジョルディの日と言って、本を贈る日というのは聞いたことがあったけれど。
で!検索してたら、とーーーーーーっても素敵なプロジェクトに出合えたんです!
コチラ!↓
何がいいって、発起人の山内ゆなさんの思いがいい!!!
こういうのって、独善かな、偽善かなとかいつも考えてしまうのですが、発起人の山内さん自身が児童養護施設出身者なので、いわば内側からの声なんです。
我が家も児童養護施設とは、ご縁があって。二つの施設の子たちと、彼らが小4から高校卒業までホームステイという形で関わらせていただいたのですが、本当に貴重な体験をさせてもらったなあ、って。こちらがしてあげられたことよりも、彼らから与えられたもののほうが、はるかにはるかに大きかった!
思い返せば、私がいまこういう方向にいるのも、児童文学と再会できたのも、本好きだった里子ちゃんのおかげだしなあ。彼らが施設を旅立ってからも、いまもつながっていて。気持ち的には親戚です。
ただ、児童養護施設と一言で言っても施設によって、当然さまざまで。
うちの里子ちゃんたちがいたところは、先生の愛情や寄付にもとっても恵まれていて、それこそ本もほれぼれするような私好みの本がずらーっとそろっていました。
『チャーシューの月』という児童養護施設を舞台にして話題になった物語があるのですが、そことはずいぶん違った。↓
本は逃げ場にもなるし、生きる力を育むと思っているので、本が少ないところがあるのなら、それはぜひぜひ贈りたい。そしてね、このプロジェクトで、もう一つ、ああいいなあ、と思ったのは、メッセージを添えられるところなんです。“思い”を乗せられる。
本の寄付って難しくて、いくら「あなたが好きだった本、大切だった本ください」と募集しても、集まったのを見ると
……ん?どう見てもコレ、いらないから回した感じよね?っていうのは、あるあるで。
だから、このプロジェクトが家にある本を回すのではないこと、そして、なぜこの本を贈りたいのか、一番大事な気持ちや思いを乗せられるところがいいな、って。
しかし、届けたい本が多すぎて、選書が難しいかも(笑)!
『子ども読書の日』に、素敵な輪が広がりますように。