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気持ちの整理ができない出来事がおき、本当は今日はブログはお休みしようかと思ったんです。
でも、これは全ての人に訪れること。
関係ない人は誰一人としていないので、このタイミングで出合った本を今日はご紹介したいと思います。
死んだら人はどうなるのか?
著者自身、臨死体験をし、また色んな方の例がたくさん書かれています。とてもシンプルな語り口で、難しいことは何も書いてないので、中高生からおススメです。
私の母は何年も前に既に他界していて、そのときに不思議な出来事というか、肉体はすでにこの世にない母からのメッセージをいくつか受け取ったんですよね。死んでも人は終わりじゃない、と思ってはいたけれど、それらの出来事から、あらためて確信しました。
でも。
それを分かってはいても、そのときが訪れるたびの喪失感や寂しさは、やっぱりあるんです。受け入れるのに時間が必要。
ましてや、納得のいかない最後だと、“怒り”の感情までが湧きおこってきます。
誰かのせいにしたい。
何かに怒りをぶつけたい。
気持ちの整理がつかない。
つぎは自責の念。
楽観視してた自分のバカ!
もっと何かできたはずなのに、って。
そんなとき、以前父が置いていって手に取っていなかった本が今日の一冊だったんです。このタイミングで読むように決められていたんですね。
内容はシンプルすぎるくらいなので、物足りないと思う人もいるかもしれません。
でも、憔悴していると、涙でかすんで文字もよく目に入ってこないんです。
このくらいがいい。
著者はシスターなので、キリスト教の言語で書かれがちではありますが、臨死体験や書かれていることは宗教は関係ありません。
全ての人、どんな最後でも、どんな人生を歩んだとしても、悪人ですら、すべての人は光に帰れる。
表紙帯に書かれているとおり、死の瞬間、誰もがすべてから赦され、愛されてることを知る。すべてはつながり、誰も孤独になりえない。
”誰もが”、です!
残された者は、これ読んで慰められ、救われると思います。
どうか慰めを必要としている人に届きますように……。