幼い頃から大の食いしん坊だった私は、とにかく美味しそうな食べ物が出てくる物語が大好きでした!食べ物の描写がさらりとでも書かれようものなら、そこから想像を最大限に膨らませて楽しんだものです。
想像を膨らませすぎて、大人になってから、ワクワクしながら読んだ物語を読み返してみると、「あれ?食べ物の描写これだけ?」なんてケースも多々あり(笑)。
というわけで、今日はおすすめの物語レシピ本のご紹介です。
【目次】
【魔法使いたちの料理帳】
まずは、最近のイチオシから!
こちら、文学だけでなくディズニーやゲームのファンタジーまでも網羅(個人的には文学からだけでもよかったんだけど......小声)。
とにかく、写真がきれい!オールカラーで眺めているだけでも楽しいし、文章もユーモラスなんです。例えば、ロアルド・ダールの『魔女がいっぱい』のレシピでは、ダールっぽい語り口でこんな感じ↓
トマトジュースを鍋にいりぇて沸騰させるざんす。
中身の写真や様子はダ・ヴィンチニュースさんの方から見れます↓
【赤毛のアンの手作り絵本シリーズ3冊】
物語レシピ本といえば、やっぱりこちら!
ちなみに我が家にあるのは、鎌倉書房版。
私、これで育ちました。
擦り切れるほどめくって、眺めて、母に作ってとねだった(アン信奉者だった母はもちろん作ってくれた) 思い出の本です。絵も美しくて、写真もきれいで、文章もアンを心から愛する人たちで作られてることが分かる。
赤毛のアン関連のレシピ本は数あれど、やっぱりこちらがバイブルなんです!
【大草原の『小さな家の料理の本】
こちらは、子ども心にちょっとガッカリしたレシピ本です(笑)。
いや、大好きなんです。どちらかというと、赤毛のアンより大草原派だったんです。
でもね......こちらのレシピ本は、原作にあるガース・ウィリアムスの挿絵はありますが、基本文字ばかり。やっぱり、レシピ本としては、写真やカラーの絵がほしかったんですー!
【番外編】
番外編として物語の中の食べ物に関するエッセイ本もご紹介。
こちらは前半がカラー写真のレシピ、後半がエッセイになっています。
とても美味しそうなのに、嗚呼なぜ......シンプルすぎる表紙。そして、エッセイが横書きなのが、ちょっと読みづらいかも。モッタイナイなあ(←何様)。
フランスに精通している大学講師の著者によるエッセイ。
実はまだ全部は読んでいないのですが、これはなかなか興味深い!
写真はないのですが、こういう教養は身に着けて楽しいなあ、って感じます。学ぶワクワクが味わえるエッセイ。
他にも物語のレシピ本はいくつも出ているのですが、今日のところはこんな感じで!
みなさんのおススメもあったら、ぜひ教えてください♪